壁掛け扇風機の設置例

暑い日が続きます。
こんな時に限って、涼を担う最重要アイテムの一つ、床置き型の扇風機が壊れてしまいました。
壊れる原因となったのは接触による扇風機の転倒でしたので、新たに購入するものは壁掛けタイプにします。

本来は頑丈な壁や柱にネジなどで固定金具を取り付けて固定しますが、賃貸住宅で壁や柱を傷つけたくありませんのでスチールラックに取り付けることにしました。

壁掛け扇風機は文字通り壁面に取り付けた金具に吊り掛ける方法で固定します。
なので、この金具をラックに固定できれば問題なく取り付けできます。

金具のネジ穴に合う座金とナット付きビスをホームセンターで入手して、スチールラックの棚板の縁を金具と座金で挟んで固定すれば9割成功です。
200円弱で購入したL字金具がネジ穴の位置が丁度良かったのですが、ラックのワイヤーが座金に触れるのでグラインダーで少し削りました。ラックのワイヤーが干渉しなければポン付けできます。
ビスの長さは、微振動で緩んでもナットが抜け落ちる前にガタツキで気付けそうなので少し長めの25mm。

本来の設置方法では壁掛け扇風機の本体部は壁面に沿うように配置されますので、金具を取り付けた棚板の下に20cm程度の間隔でもう一枚棚板を配置すると、本体が前後にぶれなくなりますので非常に安定します。

スチールラックの支柱に沿わせても、まあまあ安定します。

設置したのは羽根径が30cmほどの壁掛け扇風機です。
羽根径が30cm前後のものは重量が2.5~3kg未満と比較的軽いので、体感的にはメーカー問わずだいたい設置できそうです。
もう一回り大きなサイズのものが欲しかったのですが、良さそうなものが見つけられず。
羽根径が大きくなると重量や振動が増えそうなので、スチールラックの種類や大きさにもよりますがこのサイズがベストなのかもしれないですね。

もちろんですが、ラックの強度や設置後のバランス、地震の時の脱落対策などは当然考える必要があります
バランスや強度のテストは1.5Lの水入りペットボトル2本を設置位置に紐などで吊るせば目安になります。

不安がある場合は大人しく壁面や柱などに取り付けるか、床置きタイプの扇風機にしましょう。

生活・社会

Posted by Clip